シェル中子とは?
「シェル」とはシェルモールド法と呼ばれる精密鋳造法に使われる鋳型の通称で、熱硬化性樹脂を塗膜した珪砂(ケイ砂)を鋳型材として用いて、これを加熱し硬化させて作られた鋳型です。表面が綺麗で制度の良い均一な鋳造が可能で、かつ量産にも適しています。そのため自動車のエンジン部品などで広く使われるようになりました。
「中子」(ナカゴ)とは鋳造で空洞部分を形成する鋳型のことで、「シェル中子」とはシェルモールド法で作った中子を指します。
ラッキーコール産業で製造されたシェル中子は主にエンジンの冷却水や燃焼ガスの通路の形状に使われる事が多く、オートバイや船外機などのエンジンやモーターの性能を左右する非常に重要な位置づけにあり、世界中に輸出されるため、誇りをもって生産活動しています。